クラスで大切にしていること
ぐんぐん組(1歳児)の子どもたちは入園してから2ヶ月、
クラス名の由来の通り毎日ぐんぐんと成長しています。
できることもどんどん増えてきて、園庭で遊ぶ際は
頭をさして帽子をとりにいったり、
おやつの前は手を洗ったり、おもちゃの片づけもできるようになりました。
自我もでてきたり、イヤイヤ期に入ったり大変なこともありますが
だからこそ「ダメ」よりも「すごいね」と褒める声掛けを多く取り入れています。
たとえば、片づけの際では・・・・
棚の中、カゴ、あらゆるところにおもちゃの写真を貼り
どこに何をしまうのかわかりやすくしたり、
大人が片づける姿を見せています。
そのとき、子どもに指示したり誘導しないことを大切にしています!
なぜなら自分で考えて行動することを大切にしているからです。
そのため1人ひとりとっている行動を見逃さないように
スタッフみんなで見守っているんですよ☺
なぁにかな~??
毎日発見がいっぱいの、よちよちぐみさん〈0歳児)。
窓から差し込む陽射しを見つけた〇〇くん。
自分からそばに行き、日の当たっている床を不思議そうに触っていました。
陽射しに触るたびに、その手の影も床に映ります。
影も見つけ、とっても不思議そうにしている姿。
触りたいけど、自分の手の動きに合わせて影も動いてしまいます。
何度も何度も繰り返している姿がとても可愛らしく、しばらく見守っていました。
小さな演奏会
ぐんぐん組(1才児)のお友達は毎日元気に園庭で自分達の好きな遊びを見付けて夢中で楽しんでいます。
いつもはスコップを使って水溜まりをピチャッピチャッと跳ねさせて遊ぶ事が多いのですが、先日少し違った遊びをしていました。
カンカン
コンコンコン
⚫⚫君と○○君は2階へ続く階段下や近くの壁をスコップを使って叩き、音の違いを見付けて楽しんでいました。
「⚫⚫君、カンカンは?」っと話かけると階段を「カンカン!!」と叩き「○○君、コンコンコンは?」「コンコンコン!」と壁を叩いて見せてくれました。
大人は気にしないような音も子ども達にとっては遊びの1つになるんですね。
子ども達の小さな演奏会はとっても楽しかったです。(^^)
野菜栽培
3.4.5歳児では夏野菜を栽培しています。ピーマングループになった年長の〇〇くんは責任感が強く毎日朝と帰りに様子を見たり、自分から水あげをしてくれます。実がなるととても喜び食べるのを楽しみにしていました。
ある日、なっていたピーマンを小さい子が興味からとってしまいました。そのことを知った〇〇くんはとてもショックを受け大泣きしました。普段そこまで激しく泣くことはないので、それだけピーマンへの思いがあったのでしょうね。
この日から野菜を収穫できる日まで取られないようそばに来た小さい子に声をかけたり、必死で守ろうとしています。大切に育てたピーマンは何個できるのかな!楽しみです!!
カミキリムシさん
今、3、4、5歳のお部屋ではカミキリムシが飼われています。
普段はプラスチックケースの中で飼育しているのですが、興味のある子どもたちが積極的に生き物に触れあえるように大人とお友だちで「カゴはふらない」「虫の口の前には触らない」等ルールを作ってから、カミキリムシに触れていいようにしました。
机の上に静かにカゴを置き、「強く握っちゃだめだよ!」と言いながら2人の男の子がカゴからカミキリムシを出しました。
噛まれないようにちゃんと背中側を優しく持って観察しています。
すると、男の子の手のひらの先で「ギィギィギィ」とカミキリムシが鳴いています。
威嚇音です。
カミキリムシは身の危険を感じると前胸と中胸をこすり合わせて音を発します。
「なんか音がする」と、子どもたちに聞かれたので、威嚇の説明を少し考えてから
「怒ってるかも」
と、教えてあげると
「え!?怒ってるの?!ごめんなさい!!」と、手にカミキリムシを持ったままアワアワ。
そのあと、カゴにカミキリムシを戻してあげました。
「まずいよ・・・!すごく怒ってる!!」
そのあとも子どもたちは困り顔でちょっと眉毛を下げたままカミキリムシさんの中継をしながら、
ときおりケース越しに、「ごめんねー」と、謝っていました。