私の楽しみ
3年目の男性保育士です。
給食が終わるとやってくるハミガキの時間。
私の楽しみな時間の1つなのです。
ハミガキとコップをもって
「しあげしてー!」
とやってくると、私は必ず
「お名前は?」
「昨日は何を食べましたか?」
「何のテレビが好きですか?」
「今日は何をして遊びましたか?」
などインタビューをします。
たった1分、2分のおしゃべりですが、
身構えない、何気ないことをゆったり話せる大切な時間。
以前は
「ハミガキやだー!」
と逃げられていましたが、今では行列ができるようになりました。
何事もまずは自分が楽しむ。
楽しみはこんなところにも隠れているんだと教えてくれるひとときです。
毎日が発見の連続
日々成長する子どもたちの姿を間近で実感できることに感謝しています。
例えば、衣服の着脱では脱いだズボンが裏返ってしまい戻せなかった子も大人が実際にやって見せることで真似をして出来るようになりました。トイレでの排泄では、大きい子の行う姿に興味をもち便座に座るだけだったのが、排泄間隔が分かるようになり座ってできました。公園の鉄棒遊びでは、自分では手が届かなかった鉄棒にどうしたら手が届くか自分で考え、段差を登り背伸びしたり併設の滑り台からつたっていきぶら下がることができました。
1日だって同じままではなく、昨日は出来なかったことが今日は出来るようになっている。子どもが挑戦して出来るようになった時の嬉しそうな表情を見るのがとても嬉しいです。子どもたちが日々充実した活動が行えるよう環境を整え、一人ひとりに合わせた保育をしていきます。
優しいキモチ
みなさんはこの写真を見て
どんな様子を感じとれますか??
わたしは後ろからこの姿を見て
場所の取り合いを
しているのかと思いました。
しかし耳を澄まして
よく聞いてみると。。。
「〇〇ちゃん痛いの?」
「うん(TT)」
「大丈夫だよ(背中ナデナデ)」
「ありがと」
という会話が聞こえてきました。
わたしの勝手な決め付けで
止めに入ってしまいそうになりましたが
そこには子どもたちの優しいキモチが
つまっていました。
もっと子どもたちを見守っていきながら
子どもたちの優しさを見つけていきたいなと思います^^*
将来が楽しみ
連絡帳は成長記録または育児日記です。
私の母は育児日記をつけていて1度だけ見たことがあります。
私が何歳の頃に何をしていてどんな想いだったのか書いてあり素直に嬉しく、
母の愛を感じたのを覚えてます!
私が日記を見て嬉しかったように将来見返したとき
きっとお父さん、お母さんの気持ちが伝わると思いますよ。
つぎはぎのおにぎり
ある日のこと。。。
保育室の床にビリビリに破れてしまった紙の手づくりおにぎりが・・・
私 (あっ!!これはHさんがAさんからもらった大切なおにぎりだ!
どうしてこんな状態に・・・?)
とあたりを見回すと一歳児のB君がこちらを見つめています。
私 “B君、このおにぎり知ってる?”
B君 “ビリビリしちゃったの”
私 “、、、そうか、、、それじゃ おにぎり 直そうか、、”
とB君と一緒におにぎり修復作業が始まり、つぎはぎのおにぎりが出来上がりました。
B君が“持って行く!”と言うので、Hさんの元へ。
B君 “壊れちゃったの。。。(ドキドキ)”
Hさん “大丈夫だよ!これで遊んでもいいよ”
B君 (^^) とびきりの笑顔!
“やったー!えっとねー何が入っているかなー?”
とおにぎりの白紙をはがそうとするB君、、、
私 !!!!!!!!!!!!
(破ってしまったのではなく、おにぎりの中身が気になったんだね!!)
子どもたちの気持ちが分かる保育士でありたいなと思った瞬間です。