職員会議で・・・
保育園では毎月子どものことについて話し、考える職員会議を行っています。
その日の会議では「こんなときどういう対応する?」
と、園長に問いかけられみんなで議題について考え始めました。
そのときに園長に「早く言ってごらん」や、「ほかの意見はない?」
などと声を掛けられ「どうしよう・・・」と焦る自分がいました。
ほかのみんなもそれぞれ意見をだしたあと
園長に「今、早くとか言われてどうだった?」と聞かれました。
私は「早く言わないと!と焦りました」というと・・・
園長に「そうだよね、今わざと焦らす言い方をしたんだよ」と言われました。
そのとき私は、一人ひとり子どものペースがあることを忘れて
子どもたちの行動をせかしてしまう声掛けをするときあるな
と、改めて気づき反省しました。
私自信、まだまだ保育で悩むことがあったり、
昨日はよかったのに今日はダメだった・・・😩と思うこともたくさんあります。
でもこうやって気づき、見方や考えが広がるのがとても楽しいです。
また、子どもの気持ちになったかのように体験しながら
保育について教えてくれる園長にはいつも感謝でいっぱいです😘
ちょっとワクワクな土曜日!!
土曜日は異年齢保育。少人数で過ごす日です。
でも大人の人数は充実しています。その中でも子どもたちの姿は
机と同じくらい大きな紙を広げてお絵かき。
1歳の子は好きな絵本を持ってきては大人のひざの上で読んでもらいます。
園庭も自由に使い放題!ひとりじめできちゃう環境も魅力的です。
小さい子へのお世話も積極的にしてくれます。
大勢の前だとできないこともちょっと勇気を出してチャレンジする姿も沢山見られます。何かができるまでやろうとする気持の過程は一人ひとり違います。
こんな土曜日の環境を大切に思い、寄り添っています。
にこにこ会(朝の会)
2歳クラスで行っているにこにこ会(朝の会)をはじめて2か月が経ちました。年長さんたちと同じことが出来ることに喜んで参加していた子どもたち。最近では「今日はやらない」と自分で参加するかを決めて伝える姿も出てきました。その時には子どもたちの思いに寄り添い強制することはせず参加したい子たちと行うようにしています。会の時だけ遊びにくるカエルのケロちゃん(人形)との会話や今日は何をして遊びか楽しみながら話すことで期待を持って一日がはじまります。そんな姿をみて、参加していなかった子も興味を持って集まってきます。子どもたちが自分から参加したいと思える雰囲気づくりを心がけています。
パンチは痛いんだよ
1歳児たちはアンパンマンが大好きです。
アンパンマンに変身して「あ~んぱんち!」とごっこ遊びを楽しんでいます。
でも大人の私でも痛いのですから、子ども同士では
パンチをあてられたら 泣いたりケンカになることも
しばしばあります。
その日も いつものように「あ~んぱんち~!」と
言いながら向かってくる男の子。私は少し身構えて
いましたが… いつもと違います。
そうです。パンチを当てる前に止めてパンチのふりだけしたんです。
これまで、本当にぱんちが当たって相手が泣いたり、
逆にパンチをされて自分が泣いたり…楽しかったのに
急に楽しくなくなる経験を繰り返しながら
本当にパンチが当たると痛いということや、パンチをあてなくても
”ふり”だけでも楽しいということにその子は気がついたんですね。
こういうことが自然にできるってすごいですよね。
保育園で大人たちが子どもの成長を信じて
子どもの気付きに寄り添っていきたいと思う瞬間でした。
お手伝いできた♪
ある日私がみんなの使った口拭きを干そうとしていた時のこと。
1歳児の女の子が私の姿をジ~っとみていました。
しばらく見てから洗濯物を手に取ると
一生懸命、私の真似をして干し始めました!
女の子は大人の姿を見て、やってみようと思い、
行動したのでしょうね。とても嬉しかったです。
女の子は最後まで一生懸命干してくれました!
自分でやったことを喜んでもらえたということが
女の子にとって とても嬉しく、自信につながったんだと思います♪
私たち大人やお母さん、お父さんのやる姿を見て、
子どもたちは日々成長しているんだな、と感じた一コマでした。