もうお姉さんだもん!!
最近の一歳児クラスの口癖といえば、
「お姉さんだから!」「もうお兄さんだもん!!」です♪
自分が挑戦して出来たことなどを大人に報告してくれる時や、
小さい子のお世話をして大人に「ありがとう」と言われた時、
いろんな時にこの言葉が聞こえてきます!!
ある日の散歩に出ようとした時のこと、
ひよこぐみの子が帽子をかぶってないことに気がつきました。
すると、一目散にその子のロッカーに行き、帽子を取って戻ってきました。
そして「帽子をかぶってお散歩に行くんだよ」とその子に向かって言いながら
優しくかぶせてあげていました!!
この姿を見て‘1年前は大人にかぶせてもらってたのにな~‘
と1年間の成長を改めて感じました。
このひよこぐみの子ひ大人が帽子をかぶせてしまっていたら、
きっとこの瞬間を見ることは出来なかったと思い
見守ることの大切さやこどもたちの!やりたい!という
気持ちを大切にすることの重要さわとても感じることができました!!
私たちの気づき
今年度も子どもたちからたくさんのことを教えてもらいました。
子どもたちが自ら何かをしようとするのも環境
またやろうとしないのも環境
玩具がありすぎた環境を見直し、玩具を最小限にしてみると
玩具なしでも自分で遊びを見つけ遊ぶ姿が見られました。
玩具がなくても自分で遊びを見つけるというのは
大事なことなんだと感じました。
玩具がたくさんある=いい環境 ではないことへの気づき。
やってよかったことはもちろん活かし
それ以外でも必要な環境を見つけて
子どもたちのために環境を作っていきたいと思います!
ひとりでやりたい!
朝は自分で支度をする〇〇ちゃんですが帰りの支度はお母さんにやってもらっていました。
クラスの友だちが一人で上手に支度を行う姿を見て、自分も一人でやりたいという気持ちになった日から帰りの支度も全て自分でできるようになりまし
た。一人でできるということにとても自信をもった時の表情はとても嬉しそうで、またひとつ大きく見えました。
その様子を見ていた〇〇ちゃんのお母さんも「友だちの影響ってすごいですね」とうれしそうに話していました。
知りたい気持ちを大きく
3,4,5歳クラスの机には子どもたちに知ってほしもの、興味をもってもらいたいものが貼ってあります。少し前には太陽系の天体の写真でした。今は「世界の国々をその子どもたち」「お米が食卓に並ぶまで」になっています。内容が新しくなると子どもたちは新しいものに興味を持ち、職員や友だちと「どの国の洋服が可愛い?」と話しをしたり、その絵を描いてみたり、「この国はどんなところ?」ときいてきます。
机に貼っている内容は定期的に変えています。人の身体のしくみ、宇宙、文字、形、色、食べ物、動物、仕事など…。自然に子どもたちの目に入るようにしています。何かに感じたり、興味を持って知りたいという気持ちを育てていきたいと私たちは思っています。一人ひとり興味を持つもの、感じるおのが違うなかで大切にしていることの一つの環境です。
子どもの成長は早い 2歳児クラス
3月も後半になり1年間本当に早かったなと感じ、
改めて子どもの成長は私たちが思っている以上に早いスピードでかけていくなと思いました。
4月当初、給食は大人が子ども一人ひとりの苦手な食材を把握し量を減らし提供するなど工夫をし
”完食”する喜びを一緒に味わっていました。
何度も繰り返し行うことで少しずつ自分の好き嫌いを伝えることができるようになり
10月頃からは異年齢クラスと一緒にバイキングに。
バイキング式になるとなかなか量を伝えられなくなったり(恥ずかしかったり、自信なかったり)してしまい残してしまうこともありましたが、
その都度食べ物の大切さを伝えたり、大人が量を調整したり・・
様々な経験をすることで今では自分で量を伝え、お皿の並べ方を友だち同士で伝え合ったりと
4月の姿からは想像できなかったことを当たり前のように行う子どもたち☺
子どもの成長はあっという間。
そのなかで私は何を伝えていけるだろうか。
もっともっと伝えていきたい!!そんな1年間でした。